落ちつくナチュラル系ファッション
私が今勤めているバイト先では、
ナチュラル系のファッションも多く取り扱っています。
もともと田舎生まれで自然派志向な私にとっては、
ナチュラル系のファッションやアイテムは
どこかなつかしくて心地よく、持っていて安心するものです。
ナチュラル系のファッションといえばハンドメイドといった感じで、
あまり工場で作られたという雰囲気が少ない、
やわらかい材質やラインを持ったものが多いですね。
私が今一番お気に入りなのは膝下くらいまであるロングワンピースで、
ふんわりと重ね着をして全体をまとめるのが、
ここ最近の定番ファッションになってます。
私の勤務先はスタッフは女性ばかりですし、
訪れるお客さんもほとんどが女性かカップルです。
なのであまり気合を入れて、
女子力を強調したファッションをしなくてもよいというので、
こういう方向で落ち着いている面もあります。
気をつけたいポイント
ただ、気をつけたいのがこのナチュラル系ファッションというのは
使い方によっては結構失敗しやすいということです。
ナチュラル系ファッションの場合、
使われる色彩は全体的にはっきりしないパステルカラーばかりであり、
さらに着たときも体のラインなどを見せないぼんやり丸みのあるものです。
なので、無造作にアイテムを組み合わせてしまうと、
印象が地味になりすぎてしまうことがあります。
あと、あまり色の組み合わせに自信がない人などは、
無難に同系色でまとめようとしすぎてしまい、
上から下まで全部同じ色というふうになってしまったりします。
同系色というのは確かに使い方としては間違いではないのですが、
全部同じ色にしてしまうとメリハリがなくなってしまう、
難しい組み合わせ方法でもあるのです。
私が同系色でファッションをつくるときには、例えば同じ茶色にしても
ベージュに近い白っぽい茶色から、少し濃い目のダークブラウンまで
濃淡の違うものを複数集めてそれを組み合わせていくようにしています。
例えば、ベージュのワンピースを着るなら、腰には濃い目の茶色の細いベルトをつけるなど
パーツごとにメリハリをつけると、比較的うまくまとまるように思います。
ナチュラル系=気合を入れていないファッションと思うのは大間違いです。
「ナチュラルな感じ」に見せるためには実際には
裏側でかなり大きな努力をしないといけなかったりするのです。
なので、街を歩いたりしてすごくかわいいナチュラルファッションをしている人をみると
すごいなと思います。