チープシックという考え方

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お値段以上にみせるファッション

何年か前からファッション系の雑誌やブログなどで、
「チープシック」という言葉がよく見かけられるようになりました。

チープ=安物というイメージがあるのであまり言葉の印象はよくありませんが、
要するに「安く買ったものをシックに着こなす」というファッションの考え方です。

もともとこのチープシックという言葉は、
80年代に雑誌のタイトルから流行した言葉らしいのですが、
根本にあるファッションに対しての考え方は、
今の時代にも非常にマッチしたものであるため、
応用的に言葉を使ったファッションを提唱している人が多くなったのだと思われます。

私も最初は言葉の意味に大きなインパクトを受けましたが、
よくよく考えてみれば私が普段からしていることと、
そうたいした差があるわけでもなく、
意識しせずにこの「チープシック」というファッションを
していたことになるのかもしれません。

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チープシックを実践する方法としては、
例えば同じファッションを購入するときにも
定価で買わずに安く購入できる場所を探したり、
セールまで待ったりするということがあります。

上級者テクニック

上級者になると、個人輸入などで海外から取り寄せて着用するということもあるようですが、
なんだか貿易ディーラーのようですね。

また、最近ではほとんど抵抗感なく買ったり、
着用したりすることもできるようになった古着の活用も
このチープシックの実践方法の一つです。

古着屋さんは大手チェーンなどでもありますが、
近隣の市町村で行われるフリーマーケットなどに参加をすると、
驚くようなよい品物を非常にリーズナブルに購入することができます。

フリーマーケットの情報集めはちょっと口コミなどのネットワークが必要ですが、
うまく仲間を作ることができれば定期的によい品物を求めて参加することができます。

自分でも出品者として参加もすれば、捨てるはずだったものを
元手に資金を手に入れることもできるので、二重にお得です。

そんな話を最近久しぶりに帰った実家の母親にしてみたところ、
「それは若いうちだからできるのかもね」と言われてしまいました。

母が言うには、20代くらいまでなら多少ボロっちい感じの洋服を着ていても
それなりカワイイとして扱ってもらえるけれど、
40歳くらいにもなっていかにも古着な感じの洋服を着ていたら、
「20代から洋服を買い換えていないんですね?」と思われてしまいそうだということです。

アラフォーでも上手に着こなしをしている人はいるのでしょうが、
そういうものかもしれません。